DJI Transmission (スタンダード コンボ)
商品コード: DJI-TRANSMISSION-C1
DJI 映像トランスミッターとDJI 映像レシーバーを同梱。
このコンボは、長距離かつ低遅延の伝送を実現し、制作モニターと使用する場合に、特に適しています。また、フラクショナル フレームレートでの映像出力に対応したことに加えて、SDI経由でメタデータの伝送にも対応しています。
1つのトランスミッターから複数同時受信
高輝度遠隔モニターと映像レシーバーは、共に、1つのトランスミッターから複数のレシーバーへ映像と音声を伝送することができ、2種類の伝送モードで利用できます。デフォルトの配信モードでは、受信レシーバー数の上限がなく、現場で照明、美術、メイクアップを担当する複数のチームで撮影を行う場合など、リアルタイムでモニタリングするのに便利で、効率性を高めます。同様に、ライブ映像のビットレートと入力映像のビデオ コーデックをリアルタイムで表示できます。モニタリングするカメラ インデックスを切り替えたい場合、伝送チャンネルを確認する必要はなく、単純に該当するインデックスを選択するだけでよく、撮影効率を大幅にアップすることができます。
DJI Master Wheelsや他の制御デバイスを接続するには、高輝度遠隔モニターもしくは映像レシーバー上で制御モードを選択して、映像トランスミッターとリンクします。次に、Ronin 2、RS 3 Pro、およびカメラのフォーカス調整は、最大2台のレシーバー側で遠隔操作することができ、配信モードで接続された他のデバイスには影響しません。加えて、映像レシーバーは、リアルタイムでの1対1長距離音声伝送が可能なボイスコールに対応し、撮影監督、ディレクター、クライアントとのシームレスなコミュニケーションを実現します。
DJI 映像レシーバーは、SDI経由のカメラ メタデータ伝送に対応しています。ARRIやREDなどの主要なシネマカメラと併用すると、ファイル名、タイムコード、記録トリガー、カメラ設定(シャッター速度、ISOなど)、レンズ情報(絞り、焦点距離)などの情報を、レシーバーからモニターやQTAKEに伝送でき、ディレクター、映像作家、デジタイメージング テクニシャンたちは撮影の詳細情報を現場で受け取れます。
従来のモデルと異なり、DJI 高輝度遠隔モニターは、レシーバー機能が内蔵されているため、携帯性が向上し、効率的にセットアップでき、どんな撮影現場でも素早く撮影を開始できます。
遠隔モニターには、Ronin 4Dと同じ画像処理チップが内蔵されています。これにより、遠隔モニターはモニタリング以外にも様々な機能に対応し、一台でレシーバー、コントローラー、レコーダーの役割も果たし、撮影の効率性を高めています。
サポートツール
高輝度遠隔モニターには、セーフティゾーン、フレームガイド、ゼブラストライプ、フォルスカラー、ピーキング、ウェーブフォームといったサポートツールが搭載され、2回タップするだけでズームを制御し、モニターのカラー キャリブレーション、カスタム 3D LUTも使用することができ、正確な構図、露出、焦点調整を行えます。
独立した録画・再生機能
高輝度遠隔モニターには、microSDカードスロットが搭載され、1080p/60fpsまでのH.264ライブ映像の独立した録画や再生が可能です。遠隔モニターは、カメラと同期しながら録画の開始・停止を自動で行い、撮影現場で簡単にプロキシファイルを編集できます。複数の遠隔モニターを併用する場合は、他のモニターを干渉することなく、各モニターで別々に映像を録画したり、再生したりすることができます。
Ronin 4D ハンドグリップに対応
高輝度遠隔モニターには拡張用保護フレームがあり、様々なアクセサリーを取り付けれます。Ronin 4D ハンドグリップ[2]をモニターに取り付けると、ジョイスティックでRonin 2やRS 3 Proのジンバル制御、フォーカスホイールを使ったフォーカス調整、絞りやシャッター、ISOなどのカメラパラメーターの調整が可能です。また、録画ボタンで録画の開始・停止も操作できます[3]。RS 3 Proユーザーでも、Ronin 4Dのような撮影を体験できます。
DJI Master WheelsやDJI Force Proに対応
映像レシーバーと高輝度遠隔モニターは、どちらもDJI Master Wheels [4]と一緒に使用することができ、Ronin 2もしくはRS 3 Proを使用時に、より高度なジンバル操作を実現します。このシナリオでは、DJI Transmissionを介して、オリジナルのデバイスが制御信号を直接伝送し、DJI Master Wheelsにアンテナを追加で取り付ける必要はありません。これにより、伝送性能が3倍強化され、信号の伝送範囲、安定性、耐干渉性が向上しています。
DJI LiDAR レンジファインダー (RS) - DJI Transmission ケーブルハブ
DJI LiDAR レンジファインダー (RS) - DJI Transmission ケーブルハブを使用して、DJI 映像トランスミッターをDJI LiDAR レンジファインダー (RS)やDJI RS フォーカスモーター (2022)に接続でき、独立したフォーカス調整やモニタリングを体験できます。RS 3 Proと接続することなく、レンズキャリブレーションやマニュアルレンズでのオートフォーカスを実現します。Ronin 4D ハンドグリップと接続すると、LiDARウェーブフォームで精密なマニュアルフォーカスを行うことができます。
加えて、DJI RS 3 Proと接続すると、安定化機能、遠隔モニタリング、ジンバル制御、LiDARフォーカスが統合された完全な撮影ソリューションをもたらします。
RS 3 Proがジブ、ケーブルカム、車体に取り付けられている時、ミラーリング操作モード[5]を使えば、撮影現場のどこからでも、Sony製ミラーレスカメラのメニューを遠隔操作することができます。